date:2016/11/28
category:ビューティ ,ファッションスタイリング
こんにちは、ヘアメイクのChinatsuです。
今回はヘアアレンジについて少しお話しさせていただきます。
花嫁さまにとって どんなドレスを着て、どんなヘアメイクにするか
とても大切で重要だと思います。
当日の会場、パーティのテーマやプログラムのシーンによりさまざまだと思います。
基本的には花嫁さまの好みや希望に添って決めていきますが、
パーティのテーマやシーンによりヘアアレンジを変えると より統一感が出るのはないでしょうか。
さらに花嫁さまの髪質、長さ、ドレスのデザイン、素材、ヘッドドレスのタイプで
より深くアレンジを考えいきます。
ここで、一着のドレスで素敵にヘアアレンジをされた花嫁さまをご紹介します。
ウエディングの会場となったのは、7月下旬の軽井沢。
緑いっぱいの、清々しい場所です。
花嫁さまがセレクトされたドレスは、上質なシルク生地と繊細なレースが、丁寧に融合したノーブルライン。
元々とっても可愛らしい花嫁自身のイメージを保ちながら、ドレスの上質さを生かした、大人っぽい仕上がりを、全体的に目指しました。
お式前のロケーション撮影は、自然いっぱいのロケーションに合わせてダウンスタイル。
フレッシュなワイヤープランツのグリーンのヘッドに合わせて、毛先のカールはランダムにし、ナチュラルに仕上げました。
花冠は可愛らしいイメージになることが多いので、
あえて細めのダークグリーン、小さいけれど存在感のあるワイヤープランツを使用して、
可愛らしさを少しおさえ、ドレスと調和させました。
ガーデンでの人前式では繊細なヴェールに合わせてシンプルなシニヨン。
挙式は、肌美しさ、ドレスのなじみ感、を最大限に生かすため、前から見たイメージはシンプルに。
両サイドに編み込みを施し、バックのヘッドドレスを生花にする事で
少しだけ華やかさを加えました。
ヴェールの下にうっすらと見える美しい花が、花嫁の気持ちを表しているかのようで神秘的です。
パーティーでは再びダウンスタイル。
室内という事と、ビーズとシルク糸で丁寧に作られたのリボンカチューシャ合わせて、
ロケーション撮影のダウンスタイルにふんわり感を足し、毛先のカールは柔らかく仕上げました。
髪の長さはミディアムと決して長くはないのですが、
ヘアアレンジとヘッドドレスを変える事により、シーンにぴったりで、
なにより花嫁さまらしくとても素敵でした。
リハーサルメイクでは、このように花嫁さまがセレクトしたドレスや会場イメージ、
パーティのコンセプトなどもふまえて、当日のヘアアレンジを一緒に検討していきます。
私自身、ウエディングの一日は、ずっと花嫁さまと一緒にいさせていただいています。
今までで一番の自分!になれるように、安心して一日をお過ごし頂けるように、
そしてなにより最高の素敵な想い出となるように、ヘアメイクアーティストとして
お側でお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
hair make artist chinatsu
date:2016/06/02
category:ビューティ ,ファッションスタイリング
はじめまして、ヘアメイクのchinatsuです。
花嫁の装いには、洋装 和装とありますが、今回は私も大好きな和装について少しお話しさせていただきます。
花嫁の和装には種類がありますので簡単にご説明します。
【白無垢】-しろむく-
和装花嫁の代表ですね。
打掛、掛下、小物まで純白で統一します。
挙式の為の花嫁の礼服。
おかつらに綿帽子または角かくしを合わせます。
【色打掛】-いろうちかけ-
染めや色糸で織りや刺繍が施された白以外の打掛。
掛下や小物の色を打掛に合わせる事でより色のコーディネートを楽しめます。
おかつら、洋装どちらでも。
参照:ブライダルマロン様webサイトより http://www.bridal-marron.net/kimono.html
【本振袖】-ほんふりそで-
身丈が長く仕立てられており、打掛のように裾を引いて着るのが特徴で、引き振袖とも呼ばれます。
おかつら、洋髪どちらも素敵です。
参照:ブライダルマロン様webサイトより http://www.bridal-marron.net/kimono.html
…と簡単ですが伝統やしきたりを踏まえてお話しさせていただきましたが、
白無垢に洋髪を合わたり、思い出がたくさん詰まったお手持ちの振袖に花嫁用小物を合わせてみたりと、
あまり堅苦しく考えずに、和装もドレスように自由に、自分らしく楽しんでいただけると嬉しいです。
一枚のお着物でも、ヘアメイクやヘッドドレス、合わせる小物で全く違った装いになります。
素敵に和装を着こなされた花嫁さまををご紹介します。
神前式では白無垢におかつら綿帽子を合わせ、パーティーでは同じ白無垢に、
赤の絞り掛下、赤の小物、洋髪に一点物の椿の飾りがとても新鮮でした。
桐生には和装撮影にぴったりなロケーションや伝統工芸がたくさんあります。
和装をお考えの方も、今のところ和装は…という方もお気軽にOH!HAPPY WEDDINGにご相談ください。
花嫁さまにぴったりの和装をご提案いたします。
hair make artist chinatsu
date:2015/02/21
category:ファッションスタイリング ,プランナーより
みなさま、こんにちは。
今回は、新郎のタキシード、スーツについてのコラムです。
私がウエディングのお仕事を始めた十数年前には、よくこんな言葉が聞こえてきました。
『新郎の衣裳はお嫁さんにあわせて決めるから、すぐ決まっちゃうよ!!』
今も時々聞いたりするのですが・・・ちょっと悲しい気持ちになります。
ウエディングは、お二人がゲストの皆様をお招きする立場になります。
お二人で、一つの新しい家族になったことをお伝えする場です。
だからこそお二人が揃って、バランスの良い、とびっきりのスタイルで迎えてほしいと思います。
今は女性のドレスもそうですが、レンタルだけではなくオーダーメイドでスーツを作られる方も増えてきました。
スーツをかっこよく着こなすためには、サイズ感がとても大切です。
自分のサイズにピッタリのものをオーダーし、ウエディング後もフォーマルスーツとして永く愛用されるのは、かっこいいな・・・と思ったりもします。
またそうすることで、スーツだけではなく、ベスト、シャツ、タイ、チーフ、カフス、ソックス、シューズ・・・などの小物も、より真剣に、より楽しくセレクトすることができるかもしれません。
フォーマルタキシードというと最初に思いつくのは、やはり『ブラックタキシード』ですね。
ジャケットがホワイトで、スラックスはブラック、も素敵ですね。
ジャケットのカラーがブラックなのが、全体を引き締めているのでしょうか。
少し上級者な印象ですが、サイズがピッタリであれば、必ずかっこよく着こなせます。
こちらは『ALL WHITE』。
ベルトと蝶タイもホワイトで、細さや大きさのバランスがすごく素敵ですね。
ネイビーになると、フォーマルにカジュアル感がプラスされ、どんなシーンにも合いそうです。
こちらは細身のスーツですが、蝶タイをすることで、フォーマル感が出ますね。
ここからは、秋冬向け、ウール素材の遊び心のあるスタイルをご紹介します。
全体的に個性的な着こなしでカジュアルよりなので、パーティでのスタイルとしてオススメですが、小物次第でイメージが変わるので、新婦のスタイリングとコラボレーションするようなアイテムを取り入れて、一体感を出すと可愛らしいですね。
続いて春夏向けの、さわやかでありながら、こだわりのあるスタイルをご紹介します。
花柄のシャツとお揃いのチーフがとてもキュート。
新婦はミモレ丈のドレスに、同じ花柄の生地で作ったリボンをクラッチブーケにつけてみてはいかがですか??
ドッドのシャツは強いインパクトがあります。
新婦は、新郎のシャツと同じ深いネイビーのパンプスを履いてみてほしい。
こんな遊びあるスーツも、インパクトのある赤いブートニアで
一気に特別感がプラス。
いかがでしたか?
新郎のスタイリングも、とても自由で、とても楽しい。
大切なのは『崩す事』ではなく、ウエディングのコンセプトに合っている事、二人のバランスがとれている事、お迎えするにふさわしいものである事です。
そのなかで、いかに二人らしさを表現できるか・・・。
初めてデートに行くとき『何を着ていこうかな・・・????』ってすっごく迷いますよね。
そんな風に新郎も、ドキドキしながら、ワクワクしながら、楽しんでスタイリングをセレクトしてみてほしいと思います。
フリーウエディングプランナー
Mieko Sunaga