とても穏やかで柔らかいお二人。初めてお会いしたときから、癒される空気感を纏い、今日のような優しい日を想像することができました。
コロナ禍でのウエディング準備に、とても不安な思いをされたと思います。

それでもいつも、お二人でも、ご家族とも、丁寧に話し合い、真摯に状況に向きあったことで、

さらに絆深いご家族になられたように感じます。そんな情愛深いお二人のウエディングは、優しいゲストの皆様に見守られ、

まるで穏やかな春の日のような一日でした。

ご新郎様は建築家。尊敬する建築家の方が設計されたこの場所でウエディングをしたい、とのお話でした。

その場所で行うウエディングは初めてとなるのですが、

関連してくださった皆様が多大なるご協力をしてくださり、実現することができました。心より感謝いたします。

人前式では、ご両親も一緒に並んでいただき、一番近くでご承認をいただきました。ご入場は花嫁様のお兄様のピアノ演奏。

ケータリングは、地元のレストランのシェフたちが共作した幻ともいえるコース料理。お皿類は、サスティナブルな素材のものを。
デザートは、群馬で活躍するデザート職人さんに様々なホールケーキを作っていただき、可愛いケーキカットもしました。
受付デコレーションやウエルカムボードはお任せくださったので、はりきってデザインしました。お二人らしく、シンプルかつノーブルに。

壁に飾ったお写真は、お二人の大作！通常は菱形のボックスに、サイズぴったりのボードをご用意して写真を置けるようにしました。
お見送りの似顔絵クッキーは、お二人の大好きなお店で作っていただいたもの。
ひとつひとつ丁寧にご準備した日々も愛おしい記憶となるはずです。

お二人はきっと、これからも手を取り合って進んでいくんだろうな・・・きっとそこにいた全員がそう思うことができたと思います。
それがウエディングの大切な役割であると、改めて感じました。